ホーム > 2019年第10回CAFフラメンコ・コンクール

2019年第10回CAFフラメンコ・コンクール 概要

開催日時

一次予選

応募DVDによるビデオ審査
受付期間:2018年9月1日(土)~9月20日(木)必着

二次予選

日時:2019年1月27日(日) 15:30開演
場所:東京・北千住 Theatre1010(シアターセンジュ)

本選

日時:2019年3月2日(土) 16:00開演
場所:東京・北千住 Theatre1010(シアターセンジュ)

優 勝:賞金100万円(含スペイン研修費)+スペイン往復航空券
準優勝:賞金50万円(含スペイン研修費)+スペイン往復航空券
海外留学賞:スペイン留学資格+滞在費補助+スペイン往復航空券


優勝・準優勝者には協賛のガジャルドダンス社よりオーダーフラメンコシューズ進呈

特典

■二次予選・本選の演奏者をご提供致します。
 ご希望の方は、応募用紙にその旨ご記入ください。
 定員数以上の希望があった場合は抽選となります。
【提供演奏者】
 第10回CAF優勝者の演奏者
 ギター:徳永康次郎
 カンテ:大渕博光
 パルマ:やのちえみ
【事前練習】
 MARUWA財団スタジオ(港区)にて1日(1時間)のみ
 追加練習は自己負担
【コンクール当日】
 リハーサルおよび本番の演奏


■本選にご出演の方には、本選前日までMARUWA財団スタジオを無償貸出致します。

応募資格

スペインでフラメンコ研修を希望する35歳以下の方
(2019年3月31日現在)

応募受付方法

こちらのお問合せからお問合せ内容に「コンクール応募」を選択し送信してください。応募用紙をメール配信致します。応募用紙に必要事項を記入し、写真2枚(うち1枚は参加申込書に貼付)、生年月日を証明できる書類(パスポート、運転免許証等)のコピー、一次予選参加料振込明細書のコピー及び、一次予選画像DVDを、当財団宛に郵送して下さい。(9月20日必着)


※応募にあたりビデオ撮影の場所など、お困りの事がございましたらお問合せ下さい。

課題曲・制限時間

一次予選
・アレグリアス系あるいはソレア系(1曲を4分以内完結)
・審査対象は踊りのみ。音源(CD、テープ可)・化粧・衣装等は自由。
・正面からの全身撮影。カメラポジションは高さ1m。1点撮影とする。
・ビデオ編集は不可。DVDに録画の上、当財団宛に郵送。


二次予選
・アレグリアス系、ソレア系あるいはシギリージャ系(5分以内)。
・一次二次は同じ曲でも可。
・審査の対象は演技のみ。
・演奏者は最大3名までとし、ギター・カンテ・パルマのいずれかで構成する。CD、テープ等による参加は不可。


本選
・自由曲1曲(7分以内)。
・二次予選以外の曲とする。
・審査の対象は演技のみ。
・演奏者は最大3名までとし、ギター・カンテ・パルマのいずれかで構成する。CD、テープ等による参加は不可。

参加料

一次予選(ビデオ審査) 5,000円
二次予選・本選   計15,000円


※ 参加料は振込とします。必ず参加者の氏名でお振込下さい。尚、いったん納入された参加料は、本人の都合による取り消しの場合返金出来ません。

チケット

12月1日午後12時より受付開始!
それ以前のお申込みは「無効」となりますのでご注意ください。


◆二次予選 2,000円(全自由席)
二次予選に限り学生は二階席無料。事前にこちらからお申込ください。ご要望欄に当日ご来場される方のお名前・学生の旨をご入力願います。(定員になり次第受付終了致します)当日は必ず学生証をご持参ください。


1月16日20時をもちまして、二次予選チケット予約は終了致しました。
以降は当日券をご購入ください。当日券は開演1時間前の14時30分から劇場にて販売致します。


◆本選 4,000円(全指定席)


2月18日20時をもちまして本選のチケット予約は終了致しました。
以降は当日券をご購入下さい。当日券は開演1時間前の15時から劇場にて販売致します。(まだお座席に空きはございます。)


6歳未満のお子様の入場はお断りしております。
当日は会場に撮影業者が同席します事をご了承下さい。
※DM会員制度は2015年をもって終了致しました。ありがとうございました。

主催

公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団

問合せ

公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団
〒105-0014 東京都港区芝3-16-13 MARUWAビル2F
Tel.03-5419-6513 / Fax.03-5419-6514
こちらのお問合せフォームよりお問合せ下さい。

審査員

審査員

一次予選(ビデオ審査
岡田 昌巳(スペイン舞踊家)
小島 章司(フラメンコ舞踊家)
小松原 庸子(スペイン舞踊家)


二次予選
石井 智子(スペイン舞踊家)
稲田 奈緒美(舞踊評論家)
奥濱 春彦(フラメンコ舞踊家)
鎌田 厚子(フラメンコ舞踊家)
Benito Garcia(フラメンコ舞踊家)


本選
石井 智子(スペイン舞踊家)
稲田 奈緒美(舞踊評論家)
奥濱 春彦(フラメンコ舞踊家)
鎌田 厚子(フラメンコ舞踊家)
祐成 秀樹(読売新聞文化部次長 舞踊評論家)
Milagros Mengibar(スペイン舞踊家)
Manuel Macías(セビージャ・コンベンションビューロー局長)

審査・採点に関して

審査員は公平な審査を期すため、参加者の経歴、所属団体等は考慮せず、コンクールで行われた演技(一次予選はビデオの演技)のみで審査します。また本選においては審査員の門下生、あるいは関係者が出場している場合、それに該当する審査員はその出場者の採点はいたしません。集計方法は現在の舞踊コンクールの中で最も妥当な結果が出るとされている偏差値方式を採用しております。


一次審査
・ビデオ映像の演技を5段階評価。
※集計結果は参加者へ個別に郵送致します。


二次予選・本選
・技術点と芸術点の2部門で演技を評価。
・上記2部門を各50点満点(1~50)の数字で評価。評価点合計は100点満点となる。
・集計は偏差値方式とする。
(「偏差値」とは、平均値を50とし、50以上、以下で優劣を表す統計的な指標)
・同点者、審議が必要な作品に関しては、審査員の多数決により公平に審議、決定する。
・最終結果に対しての意義申し立ては不可とする。
※集計結果は本選終了後、参加者へ個別に郵送致します。

エキシビション

田村 陽子 / Tamura Yoko


東京都出身。幼少よりバレエ、バトントワリング、ジャズダンス等様々なジャンルの踊りを習得。
中井不二子、アントニオ・アロンソ、水村繁子らに師事した後、2002年小松原庸子スペイン舞踊研究所に入所。舞踊団員として国内外の公演に多数参加。
2012年退団。以後、国内の多数のタブラオ出演やフラメンコ以外の音楽・舞踊とのコラボレーション、テレビCM出演等多彩な活動をしている。舞台やライブの創作活動にも意欲的に取り組み、それらの活動が本場スペインの全国紙「エルパイス」や地方紙「ディアリオデセビージャ」をはじめTVニュースやラジオで度々取り上げられる。
2012年よりフラメンコ教室ESTUDIO LA FUENTE主宰、後世の育成にも尽力。
第6回CAFフラメンココンクール優勝
第8回CAFフラメンココンクール カンテデラスミナス賞受賞
(受賞によりスペインLa Union のカンテデラスミナスに出場)
平成27年度文化庁芸術祭新人賞受賞
平成29年度文化庁新進芸術家海外研修生として一年間スペイン留学。
フラメンコ舞踊博物館にて日西国交関係樹立150周年記念公演をはじめ数々のステージに立つ。
留学中の功績が認められ、セビージャの文化協会アテネオ・デ・セビージャより黄金メダルを授与される。

里 有光子 / Sato Yumiko


幼少よりモダンバレエに親しみ、
大学入学後フラメンコを滝沢恵氏に師事。
'04年より森田志保氏に師事し、'05年日本フラメンコ協会主催新人公演にて奨励賞を受賞。'09年マルワ財団主催CAFコンクールにて奨励賞を受賞し、スペインへ約1年留学。
'15年に同コンクール優勝。
'11年よりリサイタルを数回開催しており、'18年にはマルワ財団の助成を受けリサイタル『祈りのとき。』を発表。自身のフラメンコを探求しながら、東京・長野・大阪でクラスを開講し、精力的に後進の指導にあたっている。

ミラグロス・メンヒバル / Milagros Mengibar


1952年セビージャ、トリアーナ地区の生まれ。
マティルデ・コラルに師事し、1974年コルドバのコンクールで優勝。
ビエナルやヘレスのフェスティバルをはじめ、スペイン内外の重要なフラメンコ・フェスティバルなどで活躍。優雅で女性らしい、エスクエラ・セビジャーナ、セビージャ派のフラメンコ舞踊を代表する存在で、特にバタ・デ・コーラの名手として知られる。
舞踊教授としても定評があり、多くの門下生が各地のコンクールで優勝、入賞している。1997年より、クリスティーナ・ヘーレン財団の舞踊科教授を務める。(写真撮影者 川島 浩之)

アンドイッツ・ルイバル / Andoitz Luibar


1988年12月21日、マドリッド生まれ。
2003/2004年、アロンソ・キハノ中学校を卒業
著名なフラメンコ舞踊家、メルチェ・エスメラルダ舞踊学校にて4年間学んだ後、マドリッド王立音楽院に編入、優秀な成績をおさめ、卒業。


芸術活動
2001年、アテネア・スペインバレエ団のセルバンテス劇場公演に参加
 2002年、振付コンクールで振付:ダンサ・コンフシオンⅡを発表、3位入賞する。
 2003年、バレンシアで開かれた、第7回ナショナル・コンクールにて振付:アンダルシーアⅡで準優勝に輝く。同年、アントニオ・ナハーロより、ベスト舞踊手賞を受賞
第6回、若手創造家コンクールにて、アルカラ・デ・エナレスのベスト・グループ賞を受賞。著名な舞踊手達(アドリアン・ガリア、ラファエル・アマルゴ、フアンホ・リナレス、ビルヒニア・ドミンゲス)による審査のもと、ベスト舞踊手賞を受賞。
 2001年-2004年、アテネア・バレエ団にて数多くの舞台に参加する。
 2005年―2006年、ラテン・エナジーの舞台に参加する
 2005年、カディスの音楽院にゲストとして招かれ、マヌエル・デ・ファリャ劇場で公演。
 2006年、ホセ・ルイス・モレノのサルスエラに舞踊手として招かれ、出演。
同年、APDE(スペイン舞踊とフラメンコの教授協会)のガラ・コンサートに出演。
中国(瀋陽)ツアーに参加。
 2007年、ミラノでスペイン政府観光局主催のイベントにソリストとして出演。
マドリッド、ビスタレグレ宮殿で行われたオペラ“ラ・トラビアッタ”にて舞踊手として出演。振付:“リトゥアル”で、第6回マドリッド劇場舞踊コンクールで優勝に輝く。
 2008年、第7回マドリッド劇場舞踊コンクールにて振付:“プレヤデ”で優勝に輝く。

マヌエル・タニエ/ Manuel Tane


1978年ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに生まれる。
14歳より地元のヘレスの有名なタブラオ”ティオ・パリージャ”にマヌエラ・カルピオ等と共演、専門家の道をスタートする。18歳よりアントニオ・エル・ピパ舞踊団メンバーとして参加、ヘレスのフェスティバルを始め多くのステージで活躍する。その後、アントニオ・エル・ピパ、カルメリジャ・モントヤ、カルメン・リナーレス等と共にアメリカ、アジア、アフリカなどの海外公演に参加。
2003年ヘレスのフェスティバルではアントニオ・エル・ピパ舞踊団とマリア・デル・マル・モレノ、エル・トルタ、テレモト・イホ等と共演した作品"GENERACIONES"にて最優秀作品賞を受賞。
2004年クーロ・ベレス舞踊団メンバーとして北京、上海公演に参加。セビージャの「エル・アレナール」やバルセロナの「エル・コルドベス」のタブラオでも長期出演。
その後、ディエゴ・カラスコ、モライート・チコ等のヘレスの著名なアーチストと共演。コンチャ・バルガス、ソラジャ・クラビホ、マリア・フンガル、マヌエラ・カラスコ等の舞踊家のステージに出演し、伴唱カンタオールとして実力と人気を得る。アントニオ・エルピパ舞踊団DVD収録作品「PASION y LEY"TABLAO"に参加出演している。

エミリオ・マジャ・コルテス / Emilio Maya  Cortes


1962年生まれ。8歳の時からギターを弾き始め、12歳でランハロンのコンクールで最優秀賞を受賞。グラナダを拠点にアンダルシアの様々なペーニャ・フラメンカ等に出演し、カルメン・モントーヤ、ラロ・テハダ、エル・レレ、ホアン・マヌエル・フローレス、エル・トロ、エンリケ・モレンテ等と活動する傍ら、ファン・ラミレス、ファン・アンドレス・マジャ、 フェンサンタ・ラ・モネタ等の舞踊伴奏としても活躍。
2001年にはアントニオ・カナーレス、ファン・デ・ファンと共にブラジル公演を行う。2004年に1stアルバム『テンプレ』を発表する一方、エストレージャ・モレンテのアルバム『カジェ・デル・アイレ』にミゲル・オチャンドと共に参加。また、彼自身のグループである“グルーポ・マヤ”はヨーロッパ中で活躍し、人気を博している。 2016年にはスペインヘレスの若手大人気カンタオールManuel Taneを召還し、約1ヶ月のJapanツアーを企画し大盛況となる。 2017年はTaneとのジャパンツアーを再度行うとともに、自身初となる公開オーディションを企画。同年4月に開催。
グラナダフェスティバルへの出演権を8名の日本人に授与し、7月18日からグラナダで行われる「Semana de Japon」日本文化週間で披露した。

今枝友加 / Imaeda Yuka


1978年愛知県一宮市で生まれる。多摩美術大学でフラメンコに出会い、バイレを山室弘美に師事、カンテは独学。その後渡西を繰り返し、多くのスペイン人アーティストに師事。
2003年日本フラメンコ協会主催新人公演「カンテ部門」で奨励賞受賞。翌04年には同じ新人公演の「バイレソロ部門」でも奨励賞受賞。日本フラメンコ界における最高の賞を2年連続して、異なる部門で受賞した唯一のアーティスト。
参加CDに、アクースティカより発売の2枚のCD、2004年「10 COLORES」、2005年俵英三企画の「El Puente de Esperanza」がある。2006年より定期的にリサイタルを行い、構成、演出、衣装デザインを手がけ、幅広い才能を発揮。また自身のフラメンコクラスで後進の指導に励む傍ら、全国の劇場、タブラオでの活動も重ねる。2012年渡西前の記念公演『REMA』では、チケット発売開始3分で完売などの伝説を持ち、踊りのみならず、歌においても、日本中に熱狂的なファンが多い。
2012年よりスペインのフラメンコの聖地“ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ”へ移住。その実力が本国スペインでも話題となり、スペイン国営放送「Canal Sur」、ヘレスのテレビ局「Onda Jerez」、ネット新聞「la VOZ del SUR」他、数々のメディアに取り上げられる。2014年音楽プロデューサー、ホセ・ガルベスのもと、ヘレスのアーティストと共にソロアルバムを収録し、帰国。同年11月ソロアルバム「¡¡Vamos!!」を発売。2015年1月にはアルバム「¡¡Vamos!!」に参加したアーティストらを招聘しCD発売記念公演「VAMOS」を開催し、好評を博した。
2015年からは拠点を岐阜県に移し、東京、名古屋でクラスを開催し行進の指導の傍ら、国内外各地のライブ、公演にも多数出演。
2018年には第125回フェスティバル・デ・ヘレス公式プログラム「FLAMENCONAUTAS」、 第51回フィエスタ・デ・ラ・ブレリア「Jerez con Japón」に歌い手として招聘され、現地メディアからも高い評価を得る。

高橋紀博 / Takahashi Norihiro


15歳よりギターを始める。小島章司氏の元で、フラメンコの基礎を学ぶ。
1986年にスペインに留学。帰国後、タブラオ、舞台を通じて多くのスペイン人アーティストの伴奏を務める。1989年「ビエナル・デ・アルテ・フラメンコ東京」のギターコンクールで優勝1990年スペインのセビリアの「ビエナル・フラメンコ」にソロ演奏で出演。1992年CD[水晶狂い]及びVIDEO[フラメンコ・ギターへの招待]を製作。
入交恒子「CONCIERTO FLAMENCO」全15公演の音楽担当(2度の作品で文化庁主催の芸術祭優秀賞を受賞)。ニューヨーク、ドイツ、パリと海外での公演で演奏。
ドラマ、コマーシャル音楽、ミュージカルの舞台、TVにも数回出演。他に小松原庸子氏、岡田昌巳氏、を始め多くの舞台に出演、音楽を担当。現在に至る。